ソウルの森(ソウルスプ)や景福宮の韓屋街を巡った後の次の目的地として外せないのが、韓国ファッションの最前線**聖水洞(ソンスドン)**です。
かつて靴の製造工場が密集していたこの地域は、今ではセンスの良いセレクトショップやギャラリーが集まる複合文化空間へと完全に変貌を遂げました。
延武場(ヨンムジャン)通りを中心に形成されたエリアには、古い建物の骨組みを生かした個性的な内装のカフェやセレクトショップが立ち並び、歩くだけでも十分に楽しめると評されています。
今回は2026年現在、最も話題になっている聖水洞のセレクトショップを、巡りやすい順番でご紹介します。
① 聖水駅周辺の大型セレクトショップ — 散策のスタート地点
聖水洞巡りは聖水駅3番出口からスタートするのが効率的です。
- EQL聖水店:韓国の大手企業ハンセムグループが手がけるオンラインセレクトショップEQLの超大型実店舗。長く使える定番アイテムから今人気のランニングブランドまで素早く取り入れており、トレンド感も逃さないラインナップが魅力です。定期的にポップアップストアも開催されます。
- MUSINSA EMPTY(무신사 엠프티)聖水:2022年に聖水洞に初出店した店舗で、希少性が高く実験的な国内外デザイナーズブランドを自ら発掘して紹介している点が特徴です。また全4階建ての大規模な店舗で、壁一面を覆う映像演出や随所にあるフォトスポット、バレーパーキングまで備えているとされています。
- モノハ聖水(모노하 성수):EQL聖水店の真向かいに位置。「余白の美」を重視するブランド哲学に基づき、店内の一角に独立した展示スペースを設け、作家の作品にじっくり向き合える構成になっています。
② 延武場通り — セレクトショップ巡りの中心エリア
延武場通りは、最も密集してセレクトショップが集まる通りです。直近のトレンド情報でよく取り上げられている店舗は以下の通りです。
- Beaker(비이커)聖水:サムスン物産が展開するセレクトショップで、国内外の多彩なブランドを扱う。アーティストとのコラボオブジェや個性的なフィッティングルームもフォトスポットとして人気です。
- Obscur(옵스큐라):カフェの裏手に位置する2階建ての店舗で、海外・国内ブランドを幅広く見て回れる空間です。
- Velvet Trunk(벨벳트렁크):ヴィンテージの雰囲気が漂う空間で、多彩な日本ブランドやヴィンテージオブジェも一緒に楽しめる店舗です。
- Tune(튠):衣類より靴の比率が高く、スニーカー好きに特におすすめのセレクトショップです。
延武場通りは単なるショッピングストリートではなく、安全な歩行環境のための取り組みも進んでいます。実際に2026年4月から毎週土曜日、延武場通りで「ソンドン型歩行安全エリア」の運用が実施されているため、週末に訪れる際はより快適に通りを巡ることができます。
③ 北聖水・ソウルの森エリア — 静かな雰囲気を求めるなら
メインの通りの賑わいよりも落ち着いた雰囲気を好む方には、次のエリアもおすすめです。
- House by(하우스 바이):The Museum VisitorやMATIN KIMのショールーム空間で、北聖水の裏通りに位置するため落ち着いた静かな雰囲気が漂います。
- Slow Steady Club Discovery(슬로우 스테디 클럽 디스커버리):ソウルの森カフェ通りの裏手に隠れたショッピングスポットで、ダンディなスタイルのカジュアルで可愛らしいアイテムが多いセレクトショップです。
ヴィンテージ好きの方には、奥まった路地にある**East Okham(이스트 오캄)**もおすすめです。デザイナー夫婦が営むこの店は、済州島から仕入れたヴィンテージ製品を販売する一方で、古着を解体して再構築する独自のリメイクファッションブランドとしても活動しているのが特徴です。
訪問前のチェックリスト
- ポップアップストア情報の事前確認は必須:聖水洞はポップアップストアの聖地と呼ばれるほど、出店・終了の入れ替わりが速いエリアです。最新スケジュールは성수동고릴라 ポップアップリストで毎日更新されています。
- おすすめの動線:聖水駅3番出口 → EQL/モノハ聖水 → 延武場通りのセレクトショップ巡り → ソウルの森方向のカフェ通りで締める、という流れなら体力を使わずに一周できます。
- 週末に訪れる場合:土曜日の延武場通りは歩行安全エリアの運用時間を事前に確認しておくと、混雑を避けやすくなります。


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